都立橘高等学校定時制タイトル
 教育課程
  入学年度別の教育課程表・教科書一覧・年間行事計画表(平成29年度)

  年間授業計画(平成29年度) 今年度開講している授業の年間計画です。

 本校の特色
 日本で唯一の
 定時制「産業科」
 本校は日本で唯一の定時制課程の「産業科」です。
「産業科」はものつくりから流通、販売までを総合的に学び社会に貢献する人材育成を目指す専門学科です。

本校は職業課程の専門学科ですので、卒業までに25単位以上の「産業」に関する専門科目および普通教科を履修し、合計で74単位以上を修得すると卒業となります。

「産業科」の専門科目は「ものつくり系」「ビジネス系」の2つの類型に大別できますが、第1学年・第2学年においては2つの類型の科目を共通して履修します。
第3学年以降は、これまでの学習をふまえ、自分の適性や将来の目標から、ものつくり系またはビジネス系のいずれかの類型を選択して履修することになります。

また「情報(IT)系」の学習はそれぞれの類型に適した内容の科目を設定しており、情報処理検定などの資格の取得を推奨しています。

3年間で卒業できる
 「三修制」
 本校は修業年数3年で卒業できる「三修制」があります。
「三修制」を導入している定時制高校は他にもありますが、その多くは通信制高校との併修や技能審査による増加単位などで卒業に必要な単位を修得するものです。

本校の「三修制」は、自校完結型の三修制で第2学年・第3学年に設定されている選択科目を履修・修得することで3年間での卒業が可能となるものです。

  平成25年度以降の入学生の教育課程
 第1学年 【共通履修科目】

国語総合(2単位)
現代社会(2単位)
数学T(2単位)
科学と人間生活(2単位)
体育(2単位)
保健(1単位)
コミュニケーション英語T(2単位)
産業技術基礎(3単位)
ビジネス会計(3単位)
 第2学年  【共通履修科目】

国語総合(2単位)
日本史A(2単位)
数学T(2単位)
体育(2単位)
保健(1単位)
コミュニケーション英語T(2単位)
社会と情報(2単位)
産業実習(3単位)
ビジネス会計(3単位)
【三修制選択者の履修科目】*上記共通履修科目以外

国語総合(2単位)
政治経済(2単位)
英語会話(2単位)
ものつくり理論(2単位)

技能審査(2単位以上)
 本校で指定する各種技能審査に合格し、2単位以上の単位認定を受ける必要があります。

 
 第3学年   【共通履修科目】

現代文A(2単位)
世界史A(2単位)
物理基礎(2単位)
体育(2単位)
芸術(音楽T・美術T・工芸T・書道Tから選択)(2単位)
家庭基礎(2単位)
人間と社会(1単位)
 【ものつくり系】選択者

課題研究(3単位)
産業実習(2単位)
情報基礎(2単位)
 【ビジネス系】選択者

課題研究(3単位)
ビジネス経営(2単位)
情報演習(2単位)
【三修制選択者の履修科目】*上記履修科目以外

国語表現(2単位)
数学A(2単位)
体育(1単位)
英語表現T(2単位)
 第4学年   【共通履修科目】

国語表現(2単位)
古典A または 地学基礎(2単位)
政治経済(2単位)
数学A(2単位)
体育(2単位)
英語会話(2単位)
 
【ものつくり系】選択者

産業実習(3単位)
ソフトウエア(2単位)
材料技術(2単位)
【ビジネス系】選択者

ビジネス経営(2単位)
ビジネス演習A(2単位)
情報演習(3単位)


  本校で開講する産業科目一覧
産業科の専門科目
ものつくり系の科目 産業技術基礎 産業実習
課題研究 ものつくり理論
ビジネス系の科目  ビジネス会計 ビジネス経営
ビジネス演習 課題研究
IT系の科目 情報基礎 ソフトウエア
情報演習

 産業科目の概要


 本校は専門学科の「産業科」として日本初の学校です。
キャリア教育を充実し「ものつくりから流通、販売まで」を学び、産業界の各分野のプロを育てることを目指します。 本校の産業科目は次のような特色あるカリキュラムを準備しています。


産業技術基礎 (ものつくり系学校設定科目 第1学年 3単位)

ビジネスや産業技術に関する基礎的な知識と技術を身につけ産業に関する広い視野を養います。授業は1学年を5つの班に分かれて、以下の課題を順番に学習します。
(1)情報 (2)造形デザイン (3)クラフト (4)視覚デザイン (5)金属



産業実習
(ものつくり系学校設定科目 第2学年3単位、 第3学年(選択)2単位 第4学年(選択)3単位)

産業技術基礎で学習した内容を発展させ、より高度、より専門的なものつくりの実習を行います。

第2学年では、3班に分かれて次の課題を学習します。 (1)クラフトデザイン(2)製図(3)金属加工

第3学年では、2班に分かれて次の課題を学習します。 (1)デザイン(2)製図(基礎製図検定合格を目指します)

第4学年では、金魚ねぶたの製作を通じて、立体造形、電子回路理論、電子工作などについて学習します。

 
課題研究 (ものつくり系およびビジネス系 第3学年 3単位)

ビジネス系の資格取得を目指した課題学習またはものつくり系の作品制作のどちらかを選択します。

さらに、ものつくり系では、ガラス工芸 ・ 皮革工芸などのクラフトデザイン系のものつくりまたは、金属加工や電気電子工作などの工業系のものつくりのどちらかを選択します。

 
ものつくり理論 (ものつくり系学校設定科目 第3学年 三修制2単位)

工業系の資格(計算技術検定や情報技術検定)取得を目指した学習を行います。

ビジネス会計 (ビジネス系学校設定科目 第1学年 3単位)

会計の仕組みを使って、ビジネスで行われる取引を数量的に把握する能力と態度を育てます。授業では記帳練習や会計ソフトを使って実践力を高めます。


ビジネス経営 (ビジネス系学校設定科目 第2学年 2単位)

商品と流通に関する知識と技術を習得し、製造業での原価計算を基本にビジネス経営の基礎について学習します。授業ではパソコンを活用し、コスト感覚を身につけます。


ビジネス演習 (ビジネス系科目 第2学年 三修制2単位、 第3学年3単位、 第4学年2単位)

ビジネスとはなにか、また、ビジネスのなかでも特に重要な流通活動について、その役割や特徴を知り、ビジネスの中心にある「企業」の形態や、その活動について学びます。 さらに、将来ビジネスで必要不可欠なビジネスパーソンとしての資質(どういう社会人になるべきか)、ビジネスの組織について、ビジネス文書の書き方などについて学びます。
・全国商業高等学校協会主催「商業経済検定試験3級」 ・実務技能検定協会主催「秘書検定試験3級」の資格取得につながる学習をする講座です




情報基礎 (ものつくり系学校設定科目 第2学年2単位)

コンピュータや情報通信ネットワークなどを活用して、情報を適切に収集・処理・発信するための知識と技術を習得します。授業では、パソコンを使って、情報を活用するための工夫や情報の、統合的な処理について学びます。


情報演習 (ビジネス系科目 第2学年三修制2単位 または 第3学年2単位 第4学年3単位)

主にペイント系・ドロー系のグラフィックアプリケーションとインターネットに関する知識やWebデザインテクニックを学びます。ここではCGクリエイターの各種検定、DTP検定、色彩検定、Webクリエイター検定の取得につながる学習をします。

 ソフトウエア (ものつくり系学校設定科目 第4学年2単位)

工業系分野に必要な各種アプリケーションソフトやプログラム言語の習得を目指します。



三修制


本校「三修制」の特色

『三修制』とは、夜間の高校(定時制課程)でも、昼間の高校(全日制課程)と同じように、3年間での卒業を可能にする仕組みです。

通常、定時制課程は4年間かけて学習し卒業しますが、三修制では3年間で卒業できるようにするため、通常の授業時間の他に、各種資格試験(技能審査)・高認(高等学校卒業程度認定試験)・他校通信制課程などで卒業に必要な単位数を満たして卒業します。
三修制を導入している多くの定時制高校がこの方法を使っていますが、他校へ通学するための時間的な制約や検定試験の受験料などの金銭的にも負担の大きいものです。

しかし、本校での『三修制』は、時間割を工夫し毎日2時間の選択授業を開講することとしました。そのため、この選択科目を履修・修得することで3年間での卒業が可能となります。これは本校の「三修制」の大きな特徴です。

今までの「4年間での卒業」とは異なり、仕事と学業の両立を図ることがやや難しくなりますが、4年間かかるところを3年間で卒業できるというメリットはとても大きいでしょう。



三修制での卒業

本校を卒業するのに必要な単位数は学習指導要領で74以上と決められています。
本校は1年生のときは、三修制での卒業希望の人も1日に4時間の授業を週5日学習します。

4(時間)×5(日)=20(時間) ここからLHRの1時間を引いて19単位が1年生で修得可能な単位数になります。
これを3年間行うと・・・19単位×3年間=57単位・・・これでは卒業できませんね! 
卒業に必要な74(単位)−57(単位)=17(単位) すなわち3年で卒業するためには17単位足りないわけです。

そこで本来4年生で学習する17単位分のうち15単位を2年生3年生の早い時間帯(15:45〜17:20)に修得できるようにしました。これが本校三修制の特色である自校完結型の三修制です。

不足する2単位は技能審査(各種の検定試験に合格すること)で単位認定します。
単位認定の範囲は本校で修得した科目をもとに関係する各種資格を取得した場合、修得した科目の増加単位数とします。(技能審査は第2学年の間に2単位以上認定される必要があります。)

三修制は希望制ですが無条件ではありません。3年間で卒業するためには勤勉でなければなりません。
そのため第1学年における就学状況が良好(遅刻・欠席が少なく、成績が良い)であることが条件となります。
つぎに第2学年終了時に48単位以上修得している必要があります。

4年間かけてじっくり学習し卒業することも、または3年間に集中して学習し卒業するのも、どちらを選択することもできます。もちろんどちらが良いということはありません、それぞれの目標やライフプランを考えて3年か4年かを選択しましょう。


  学校案内
学校案内にも教育課程や三修制について解説していますのでご覧ください。

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